行き場のないファンレター

キミは世界一の表現者

のえパラ「名脇役」の話

f:id:QyEz6:20200815233607j:image

 

今回は湧くんは出演してないけど、私の大好きなのえパラでの「名脇役」の話を残そうと思う。

本当はツイートで済ませようと思ってたけど、どう頑張っても上手くまとめられず、ここにズラズラと書き残す事にした。

 

 

のえまるで如恵留くんが話してた「名脇役」の解説を読んだんだけど、私はもともとパフォーマンスを見て勝手に物語を考えて解釈する癖があって(以前さくらガールの解釈を勝手にして、ここのはてブロに残した)割と如恵留くんが思い描いてたものを私は結構受け取れてたなと、解説を読んで思った。

 

個人的に1番好きだなと思ったのが、如恵留くんが檜山くんを見ながら歌ったり たまに背けたりして歌ってたこと。

檜山くんに吹き込んでる感じというか本当に檜山くんの言葉を代弁してる感じがして、それは如恵留くんがわざと狙ってやってたのを知れて納得だったし、天才だなと思った。

 

 

1公演目見た時は、パッと第一印象で"同性愛"をすごく感じたんだけど、そのアンテナを私は結構序盤で捨ててしまってて、ずっと普通の男女の恋愛と決めつけて受け取って観てしまったから、如恵留くんの解説を読んでそのアンテナを容易に捨ててしまったのは本当にもったいなかった。

でも第一印象でそれを感じたのは事実で、それを感じられるようなパフォーマンスだったのも本当で、ちゃんと如恵留くんの思いが視聴者に伝わってるのが凄いなぁと。

 

では、なぜ如恵留くんの言う【様々な愛の形】をちゃんと「名脇役」の演出で伝えられる事が出来たのか。

ここからは私の勝手な予想と解釈になります。

 

私はキャスティングにすごく意味があると思った。

 

正直、「名脇役」になんで檜山くんがキャスティングされたのか謎で、個人的に私は湧くんにコンテンポラリーに挑戦して欲しいっていう願望があって、。

何回見ても"湧くんの方が…"って考えてしまった自分がいた。

 

でも、如恵留くんの解説を読んでその思いは変わった。

観てる人によって色んな捉え方が出来る「名脇役」にするためには色んな可能性を想像させてくれるようなキャスティングが必要だなと思った。

湧くんがそれを出来ないって言ってるのではなくて、人にはやっぱり見た目っていうものがあって、それはやっぱり観てる人にどうしても少しでも影響はしてしまうもので。

もし湧くんがキャスティングされてたら、これは男女の恋愛っていう可能性しかなかった「名脇役」だったんじゃないかなと思った。

 

紛れもなく、私が"同性愛"を1公演目で感じたのはこの場にいる人が檜山くんと青木くんだったから。

私の目には青木くんはただピアノを弾くためにこの場にいる人には見えなかった。

檜山くんが青木くんの方に近づいて踊った瞬間に、青木くんもきっとストーリーの中に居るんじゃないかなって思った。

でも、青木くんはただピアノを弾くためだけの人なのかも、、どっちなんだろうと考えてた。

 

如恵留くんの狙い通り、青木くんがその世界線に存在するかもしれないし、してないかもしれない、紛れもなくちゃんと青木くんは不透明な存在だった。

 

檜山くんは中性的な綺麗な顔立ちをしていたり、いわゆるファンの中で"ひやあお"と呼ばれてる2人が織り成す「名脇役」だったから。

色んな想像や色んなパターンを掻き立ててくれた。

だからこそ、あんなにも幅のある【様々な愛の形】を表現出来たのではないかなと思った。

 

上手く言葉には出来ないけど如恵留くんの解説を読んで私はあの名脇役は檜山くんと青木くんじゃないと成立しなかったんじゃないかなと思った。納得した。

 

全部全部、私の深読みかもしれないけど もしそうだとしたら 如恵留くんはどこまで後輩をしっかり見てるんだろうと思った。

見すぎてる、分かりすぎてる。それくらい本当にちゃんと見てくれてるんだなと感動した。

 

素敵な「名脇役」というストーリーをありがとう。

 

でもいつか、湧くんのコンテンポラリーも見てみたいな。そんな思いに馳せながら。