行き場のないファンレター

キミは世界一の表現者

年間映画200本ほど観る映画ヲタクでもある忍者担による「僕サバ」感想

めちゃくちゃ久しぶりにはてブロを書きたいという気持ちに駆られた僕サバ初日の4/1

 

まずは僕サバ公開おめでとうございます~!!!!!!!

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湧ちゃんのファンは全然続けてたけど、自分も仕事とか忙しくなって少しゆる~く、でもちゃんと現場とかには通って 見守って応援してたよ!どんどん成長して、好きになった頃とは別人かのように大人の男になっていく湧ちゃん、でもあの頃と何も変わってないたまに出る無邪気さとか真っ直ぐなところとかそういう素敵な部分も沢山あって。変わらずに大好きです。いつも湧ちゃんには、沢山のありがとうで溢れてます。

そういえば、ジョセフ再演おめでとう!!!!!!!

本当に楽しみにしてるよ。あの頃の悔しさがやっと晴らせるね、!!!!毎日、稽古お疲れ様です。

 

そろそろ、本題に行きますか

 

ちょっと思い出しながら、自分の記憶を頼りに、あとはパンフとか見ながら書くから、まとまりがないかもしれないけど。

 

まず、正直 映画ヲタクとしては、全く期待してなかった。本当に素直に言うと、クソつまらない映画なんだろうなぁ、と思っていた。

なんせ、初日の朝一の実演に行ったので、実演目当てでしかなかった。

 

でも始まった瞬間のファーストシーン

あれは、もう完全に私の好みでした。一瞬にして画面に惹き付けられた。

あの不吉な映像、そこに流れる心拍数が高まってきそうなスリルある音楽、、、とにかく最高でした。

 

2021年公開のジェームズ・ワン監督のホラー映画「マリグナント 狂暴な悪夢」がとても私は好きで、、これ18禁のとんでもないホラー映画なんですけど、私 本当にこれ見るまでホラーが大の苦手で。でもこれを観に行って、世界がガラって変わってホラー大好きになったんです。

その理由として「楽しい」が「怖い」より勝ったから。この映画はど頭から「楽しい」「ワクワク」が詰まってます。ディズニーランドに来てるような あのアトラクションに乗ってる時の「ドキドキワクワク感」

この映画のネタバレになってしまうし、自分も上手く言葉にまとめられないのでニュアンスで書きますが、僕サバのど頭は私は「マリグナント」を観た時の高揚感を感じました。あの感覚久しぶりだった。「マリグナント」の冒頭を思い出すような、彷彿とさせるような表現方法、とても好きでした。

とってもワクワクして、ドキドキして、「何が始まるの?!」という気持ちになった。

完全に期待してなかった私が一瞬にして画面に惹き込まれた瞬間でした。

シーンだけで言うとこのシーンが1番好きだったかもなぁ。誰も役者出てこないシーンだけども……

 

でもこれは完全に個人の好みなのかなぁ

監督に、このファーストシーン、何かモチーフにした作品とかあったのかめちゃくちゃ聞きたい…………(個人的すぎるが)

 

とにかく内容がしっかりしてた!!!

 

いやジャニーズ映画なもんで、もっとトンチキを想像してたんだけど、案外そうでもなかった。ツッコミ所は所々あるけど、トンチキを期待して行ったら物足りないくらいには、意外と内容がしっかりしていた。

それでいて変に回りくどくなく、見やすい、とても簡潔で楽しめた。良かった。

起承転結もしっかりしてたし、オチもしっかりしてた。

 

あ、ここまで来て言うのもあれだけどこの先多分バリバリにネタバレ含むのでまだ観に行かれてない方でネタバレが嫌な方はご注意を⚠️

 

いや、宝石強盗の犯人さ…………

正直警官だとは思わなかったよ。

まぁ、その宝石強盗を追う話ではないから、そこへの核心のつき方が全然なかったから、唐突ではあって予想はつかなかったけど、それにしても結構意外なオチで、、

この映画ずっと基本的に画面が可愛いくて幼稚園みたいな終始「可愛ええ☺️☺️」ってなりながら観てたからさ、、、

まさか "身近なところに恐怖は潜んでる"

みたいな事になるとは思わないじゃん????!!!

いや、めちゃくちゃ怖いぞ、、、あんたが犯人だったら、、、、観てる私はめちゃくちゃ震え上がったぞ、、、、正直あんな所で閉じ込められて、今から殺しでも始めますみたいな謎の部屋にさ…………ビニールとか貼ってたよね(?)え、、怖すぎるでしょ………普通の重めの邦画だったらあの後絶対殺されてます………怖すぎます…………銃向けられてたし、、、思い出すだけでも怖いです、、、、、警官にはまだ全然良心があったし、サイコパス設定とかではなかったからもしかしたら最初から あの3人の事なんて撃てっこなかったのかもしれないけどさ、、それにしてもJrの映画にしては怖かったです。

 

その展開がなかなかビックリして、個人的には内容の見応えも満足。これも私が重めだったり怖かったりバッドエンドな話が好みっていうのもめちゃくちゃあるとは思うけど。

こんな面白い展開作ってくれるの?!という気持ちでした。

 

そんな展開も待っていながらまぁ、色々端折ったりツッコミ部分ありつつも 本当に無駄がなく簡潔に短時間でまとめていてとても良かった。シリアスなシーンも、シリアスみをあまり持たずに作れてるのもこのJr映画の強みなんじゃないかなと。

 

そうそう、1回不良グループを東軍と西軍が力を合わせて倒して、めでたし というオチだと思ったんですよ。なんせJr映画なので!!!!!これくらいでいいでしょ、ちょうどいい具合でしょ!!!!って。

だから、まさかあのあと 3人が足跡を見つけた時に、「え?!もう一展開あるの?!?!」とびっくりした。あー、思い出すだけでもワクワクする。すごく良かった。

 

それに 結構序盤から伏線を張ってる 斗亜ちゃん演じる虎之助の SOSのサイン 

これが本当にしっかり使われていくので本当にとても良かった。

Jr映画ってこんな技術もしっかり取り入れられるんだ………という気持ち

Jr映画への期待値低すぎ、舐めすぎヲタク

 

何人か本当に役者としての逸材がいた事。

 

ここからはちょっと個人的には私がピックアップしたいメンバーのお話をさせてください。

 

私、情報難民なんで何処かでもし誰かが発言してたら誰か教えていただきたいんですけど、これってリトカンと忍者内で 配役オーディションとかやったんですかね??????

やっぱりメインどころの子達は基本的にお芝居が本当に素敵だった。

納得でしかなかった。この子がこの役をやるという事に。

 

正直湧ちゃんのファンとして厳しい事を言ってしまうけど、最初 公開までは「なんで湧ちゃんはこんな立ち位置なの????!」と思っていた。

湧ちゃんも映画内でセリフを二言程発言してたけど、そのお芝居と比べるとどうしてもやっぱり湧ちゃん以外の子が選ばれた事に悔しいけど納得してしまった。

あー、この子が選ばれるよね、そうだよね。

ってなった

 

でも湧ちゃんを応援してきてる身としては、まだまだ悔しくて苦しい部分もあって、何でこう思った通りにいかない事だらけなんだろうねって。でも頑張って欲しい。いや、既に湧ちゃんは毎日本当に頑張ってて。

だから、湧ちゃんは湧ちゃんのペースで1歩ずつ進んでいこうね。絶対、湧ちゃんは君のなりたい人間になれるから。

 

本題に戻ります、!

 

西軍はもうみんな大差ない程お芝居が素敵だった。これは、リトカンちゃんの経験値の高さ、場数、関西ジャニーズという環境で鍛えられた物だったり、とにかく5人全員ちゃんと自分の魅せ方をすごく分かってた。自分が演じる意味をしっかり見つけてお芝居をしていて素敵だった。素直に凄いなぁと思った。

正直忍者に比べたらリトカンちゃんの方が圧倒的に良かったし安心感も凄かったです。流石でした。

 

東軍は個人的には、深田くんがお芝居は好きでした。

青のSPから、ドラゴン桜、そこを経た中で深田くんの中に確実にある自信と経験が存分に出ていてとても良かった。青のSPを思い出してなんだか感慨深かったです。

 

そして、何より 星輝!!!

もう星輝は本当にお芝居が上手い………ずば抜けてた、、、みんな自分を乗せながら演じてる中で、星輝だけは本当の役者さんのように画面の中で全くの別人として「冬樹」として生きてた。星輝の芝居の時、場が締まってた。凄かった、、、星輝自身もお芝居がやりたい ってよく言ってるけど本当にこの子は上にいけるんじゃないかな、逸材だなと思った。

映画観ながら心の中で「星輝、アンタがピカイチだよ!!!!」

と叫んでました。実演中も星輝を見ながら心の中で訴えてました笑

 

 

とにかく当て書きが素敵でした!

当て書きが個人的にはすごく刺さったかなぁ。

これ、全員とはいかないし、そこまで意図があったか分からないけど、何人かとても当て書きですよね?????

 

正直、リトカンちゃんの事は分からないので当て書きかは分からないけど、さっきも言ったけど西軍はみんな本当に役に自分を乗せるのが上手かった。

 

そして少年忍者、東軍!!!

個人的に気になった子ピックアップします。

 

・龍一郎 (安嶋秀生)

パンフレットの中では本人は「自分とは似てない」と言ってるけど、やっぱりパッと見た見た目だったりからは ああいう”厳しい役” ”ストイックさ” そういったものはピッタリだったんじゃないかなと思う。そういう性格だからこそ見えるもの、見えないもの、伝わった。

 

・春太(内村颯太)

これはもう個人的には大好きな役だった。ハマり役でした。どんな時でも周りを見てて、彼の独特の温度感があって温かい空気で包んでくれる。うっちーの突発的な発言や、うっちーにしか出せないあの雰囲気、そこまで考えてるのか考えてないのか分からないけどそういう発言が出来る所、とても彼と近しいものを感じたな。

 

そして何より

和馬(深田竜生)

これは当て書きというか、私の深読みでしかないけど。

深田くんは、少年忍者に途中から入ってきた子。あの頃は一緒に入ってきた子が辞めたり、ちょっとゴタゴタしてたりして、正直、深田くんからも本気を感じられず 「きっとこの子も居なくなるんだろうな」と思ってたのが本心です。まさか深田くんが今こんな位置にいるともあの頃の私は思ってなかった。いつからかきっと彼の中で覚悟が出来て、その頃から深田くんの表情が変わっていきました。彼は気づいたら、最初の頃とは比べ物にならないくらい成長していて。

 

どんだけ努力したんだろう。どんだけ苦労したんだろう。どんだけ踏ん張ったんだろう。

 

私が深田くんだったらここまで頑張れてるかな???そう考えた事が深田くんを見る度に多々あります。私は深田くんを尊敬してます。凄いと思ってます。

彼の目付きはいつでも本気で。彼は本当にすごいと思う。

 

そう考えると私は映画を観ながら

「和馬は、深田竜生がもしあの頃少年忍者を諦めたらの人生に似てるんじゃないかな」

そう思いました。少年忍者を諦めたら、きっとこうやって心の中でモヤモヤしながら、ちょっとやさぐれて、でも彼の中にある真っ直ぐな気持ちはあって。

上手く言葉に出来ないけど、

私には想像がつかないくらい努力してきた深田くんだからこそ、この和馬が生まれて、演じられて、きっとこの大役は深田くんにしか努められないんだろうと思いました。

とてもグッときた。深田くんの演じる和馬。

心の葛藤が見てて苦しかった。

とても良かったよ!!!

私の深読みかもしれないけどさ、!

 

ちょっと"当て書き"という言葉からはズレてしまったかもしれないけど、なんだか"深田竜生がもしもあの時 この選択をしてなかったら"そんな事を思い、改めてここまでの、そしてこの大役を掴むまでのとんでもない努力を想いました。

 

東京Jrと関西Jrの明確な違い

 

これはとても思いました。

これも当て書きに通ずるのかもしれないけど、とにかく

 

東軍(東京Jr)→ 個々の戦い

 

西軍(関西Jr)→皆で一致団結していく

 

これは今回の僕サバ関連のインタビューだけでなく普段も彼ら自身がよく口にする違い。

 

これが映画にも明確に現れてたと思う。

 

どっちが良いとか悪いでもなく、どっちにも良さがあって、欠点もあって、そんな違いが明確にあって、その中でも同じような悩みを抱えてたり、本当はもっと寄り添いたかったり、相手を羨んだり、そんな事を彷彿とさせる描写が好きでした。

 

ジャニーズという凄さ

 

これはパンフレットとインタビューを読んで思った事

 

この映画がとかではなく、やっぱりデビューしてようが、してなかろうが、自分がどんな立ち位置にいようが、「ジャニーズ」である以上のプロ意識

時間が無い中、短期集中型で1つ1つしっかり効率よくこなす

それをやってのけるのがジャニーズだなと私は昔から思います。本当に尊敬する。

入った当初は「親に勝手に履歴書を送られた」だとかそういうあるあるがあって、右も左も分からない中、無理やりやったり、習い事感覚だったり。

そんな彼らが色んな経験を経て、自分の意思で本気でジャニーズとして頑張りたいという意識に変わっていく。

 

 

パンフレットで

・撮影は11日間しかなかった。

・一日で台本11ページを撮った。

・クライマックスの閉ざされた部屋のシーンでは集中力があまりにもいるために「何度も撮れないぞ」と3人で話し合いOKテイクを貰った。

 

またある日の実演では

斗亜くんが

「その日撮るはずじゃなかったシーンを撮ることになって5分でセリフを覚えて撮影した」

 

など他にもジャニヲタをやってるなら毎度の事ながら「すげえ…………」と思わされる事が沢山ありました。

 

レベルがどうとか、それは観る人によって感想が変わるのは当たり前で、良いも悪いもあるとは思うけど、ひとまずプロとしてやってのける彼らの技量と集中力がすごい。

 

今回の映画なんて正直自分より歳下しかいないのに、、、、

私も頑張らなきゃな やっぱそう思わせてくれるのが彼らで、だから私は彼らがキラキラして見えて応援したいと思うのだと思う。

 

 

 

という事で とっても殴り書きみたいな長文はてブロになってしまい、これ初日に書き始めたのに、完成までめちゃくちゃ時間かかってしまったけど、ここまで読んでくれた方がいたら、本当にありがとうございます。

 

共感できる部分、出来ない部分、「は??」と思う部分 あると思います。

感想は、感じたことは人それぞれで良いと思うので、お手柔らかに。

 

 

では、自分的な総評!!!

 

演出            ★ ★ ★

音楽            ★ ★ ★ ★ ★

ストーリー ★ ★ ★ ★

見やすさ    ★ ★ ★ ★ ★

 

総評 

5点満点中

★ ★ ★ ★

4点!!!!!!!!!

 

「私が彼らに対して興味がある」

前提だからの面白さなのかもしれないし、これを全くジャニーズに興味がない人が見たらまた絶対違う感想になるとは思うけど、とても見やすくて 展開も意外性もあって良かったです。

 

 

リトカンちゃん、忍者ちゃんのみんな

本当にお疲れ様でした!!!!!!!!!

 

 

P.S.

最後にひとつだけ完全にヲタクとしての意見いい????

エンドロールのダンスで急に 出演者全員取り込んだみたいな顔してる 5忍流石になに????????()