行き場のないファンレター

キミは世界一の表現者

さくらのような君でした

 

今日はタイトルにもある通り、そう

少年忍者の「さくらガール」

のパフォーマンスの

いや、元木湧の表現力の話をぜひしようと思う。

 

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私はこのパフォーマンスを一目見た時思った

「さくらガールの振り付け師誰だよ、天才!!」

まずそもそも少年忍者のさくらガールの振り付け自体が天才的だった。

その天才的な振り付けを、世界一の表現者である元木湧は自分の物にし、更に上をいく天才的なさくらガールを完成させている。本当にすごい表現力だった。

 

少クラでは、オープニングかエンディングで使われる事が多く、正直視聴者は流し見してしまうようなテンションで終わってしまうのが残念だが、よーく見ると本当にすごいパフォーマンスなのだ。

 

 

では解説していこう

⚠️あくまで、これは私の解釈の話

 

 

まず注目すべきは、このパフォーマンスは少年忍者1人1人が”桜の花びら”という役を演じているということ。それが22人合わさる事で”春に舞う桜の花びら達”となっているのだ。

まずこの時点で本当に天才!!!大人数という点を思う存分に活かしているのだ。

だからこそ、このパフォーマンスは大人数グループである少年忍者じゃないと成り立たない 

 

そしてここからは湧くんにフォーカスを当てよう。

 

”いつまでも続いてゆくとそんな気がしてた”

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ここの”そんな気がしてた”の胸に手を当ててその手を下ろす振り

皆はきっと振り付け師に言われた通りすぐに下ろすのだが、湧くんは違う。湧くんは基本的に”ためがち”な振りが多くそれが私も大好きなのだが、ここもたっぷり1人だけためている。

そして、笑顔なんだけどいつもの湧くんの明るい笑顔ではなく、その中に切なさのようなものを感じる。

胸に手を当て下ろすまでのためる時間で

まるで淡い初恋と自分の中でさようならしようとしてたんじゃないかな。

振り付けと表情からそんな印象を受けた。

 

笑顔という点にも触れたが、この曲は基本的に割とみんな分かりやすく切なめな顔をしている。でも湧くんは基本のベースは笑顔であり、ちゃんと笑顔の中に切なさを込めているような表情だった。それがまた皆よりも表現力が凄いなと思った点だ。

きっと湧くんの中でこの学生の時の恋は淡いもので終わったかもしれないけど、その中にも楽しくて幸せだった事もたくさんあった。だからこそ、悲しさだけじゃなく、楽しさだとか感謝も含まれてたんじゃないかな。

そんな事を感じさせてくれた。

 

”はらはらと散るように”

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ここの振りは皆も好きなんじゃないかな。

私も大好き、ただただここの湧くんの踊り方が完全にどタイプ!!!

ここも上手く言葉に出来ないけど、いい塩梅で湧くんは”ためる”んだよなぁ。

 

”あの風が連れ去ってゆく”

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ここ!!!!!ここは、もう本当に振り付け師天才ポイント!!!!!

 

実はよく見ると衣装が青の子達が、後ろの子から1テンポずつズレて動いていく。

これは完全に風に吹かれた桜の花びらだ。

湧くんから風に吹かれて周りの桜の花びら達を巻き込んで一緒に舞っていく姿は本当に儚くて綺麗だ。

湧くんが完全に桜の花びらに見えた瞬間でもある。

 

”そんな事知らない僕に何が出来たっていうのさ”

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これはパフォーマンスというかハプニングなのだが、この時後ろにさがる山井くんと前に出る湧くんがぶつかりそうになった。

それをさりげなく肩を避けて通った湧くん

あー、もう本当にプロ

こういう所見ると本当に小さい時からジャニーズやってたんだよなぁってなる。

 

”はらはらと散るように”

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あーもう大好きです、ここの振り!

1番好きなところ

湧くん、ここもお得意の”ため”を発揮してます。

切ないなぁ、なんでか分からないけど湧くんのここの踊り方から尋常じゃない切なさを感じる。

もう好きな人と会えないんだろうな、頑張って受け入れようとしてるんだろうな。

 

”舞って 舞って 僕の桜

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ここの湧くん本当にすごいよ??

1回目の”舞って”は、好きな子を引き止めるような踊り方をするんだけど、2回目の”舞って”で風に吹かれてやっぱり湧くんは舞ってしまう。

ねえ、待ってよ、、って湧くんの声が聞こえる。ああ、なんて切なすぎる春なんだ。

 

”いつまでも続いてゆくと”

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ここはパフォーマンスというか、もうあじわくの絆って感じ。

ここね、よーく見ると少し立ち上がる時にあじに身を委ねてるの。

 

”風が吹いて散るように”

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ここ本当に綺麗。

歌詞の通り風が吹く。さっきまで集まってた花びら達が、風に吹かれて一気にそれぞれの位置に舞う。

曲の中にあるカーン という音ともに一気に舞う少年忍者達が本当に綺麗だった。

 

そしてここからラストスパート

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振り付けはさっきと同じだから好きポイントも同じ。

ただ湧くんは明らかに1回目よりも強く大きく踊ってる。さっきは柔らかめに踊ってる印象だったけど2回目は強い。少しやけくそのようにも見える。

それはきっと湧くんの感情の中でこの淡い恋をどうにかして終わらせようとしてるからだと思う。湧くんは自分の感情と戦ってるのだ。

恋愛には付き物のあのぐちゃぐちゃなモヤモヤした感情を表現してる。

 

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もうそろそろ片付きそう、湧くんは気持ちの整理がきっとつきそう。

湧くんはこの恋を思い出としてまた新しい環境に、春に1本踏み出そうとしてる。

好きな人に最後は、ありがとうと感謝の心を持って、綺麗な恋愛を君は終わらせるんだ。

 

さくらのような君でした

湧くんはこのパフォーマンスの2分43秒間素敵な恋をしてたんだね。

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君は本当に世界一の表現者